大朝ふるさと病院でのクラスターの発生について
この度、2021年4月19日に当院職員1名に新型コロナウイルスPCR検査陽性が判明し、4月20日~23日にかけて患者様・職員全員にPCR検査を施行しました。
この結果、一般病棟の患者様・職員・委託職員の11名が陽性であることがわかりました。
4月19日以降、県・保健所・町保健課・感染対策DMATの方々から指導に入っていただき、徹底した感染拡大予防対策を開始しています。
それ以降、濃厚接触者として自宅待機していた職員1名が4月24日に施行したPCR検査で、新たに陽性となっています。
PCR陽性の患者様の状態は落ち着いておられます。他の入院患者様には、注意深い観察を続けさせていただいておりますが、4月27日現在感染を疑わせる症状は診られておりません。
引き続き、把握できている濃厚接触者の健康観察を厳密に継続するとともに、PCR検査を適切に行って参る所存です。
クラスター終息の判断には、今少し時間を要する見込みです。当面、入退院制限を続け、救急患者の受け入れはできません。
また、外来については対面診療ができませんので、定期的な内服薬をご希望の方のみ、病院玄関先で対応させていただきます。通常診療機能再開については、目途が立ち次第ご連絡いたします。
この度は、患者様・ご家族様・地域住民の皆様には多大なご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
今後は、院内外における感染対策を一層徹底し、安全・安心な医療及び介護事業を提供する所存ですので、何卒ご理解と引き続きのご協力を宜しくお願いいたします。
令和3年4月27日
医療法人社団もみの木会 大朝ふるさと病院
院長 堀田 卓宏